ウィンクスに新たな名誉、自身の名を冠したG1レースが誕生へ

2018年04月19日 11:50

 現地14日のG1クイーンエリザベスステークスで25連勝を達成した豪州の女傑ウィンクスの経歴に、新たな勲章が加わることとなった。豪州シドニー地区で競馬事業を運営するオーストラリアンターフクラブ(ATC)は、G2ウォリックステークスの名称を今年8月18日の開催から「ウィンクスステークス」へと変更のうえ、G1に昇格する計画を発表した。

 ウィンクスは2016年と2017年にウォリックステークスを連覇しており、更新中の連勝記録にそれら2勝も含まれている。レースはG1昇格に伴い賞金総額50万豪ドル(約4170万円)へとG2時代と比べて倍増される。

 ATC会長は「ウィンクスの名前を初めて頂き、G1として施行されるにふさわしいレースと確信しています。彼女は自身のキャリアによって世界から注目を集め、ロンジンワールドベストホースの地位に上り詰めました。彼女の厩舎が我々の誇るローズヒルガーデンズ競馬場にあることはATCの誇りです」とウィンクスとの関係性を強調し、改称に際して喜びを明かしている。