エネイブルが調教中に故障、8月まで休養の見込み

2018年05月08日 11:00

 昨年の凱旋門賞などG1を5連勝してカルティエ賞年度代表馬に選出された牝馬エネイブルが、調教中にひざを負傷。少なくとも8月までは休養を余儀なくされる見込みであることが分かった。

 これは現地7日に陣営が発表したもの。J.ゴスデン厩舎のエネイブルは3歳時の昨年、英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、ヨークシャーオークス、凱旋門賞と破竹の5連勝。今年は6月1日の英G1コロネーションカップから始動する予定だったが、それも白紙となった。

 レーシングマネージャーのT.グリムソープ氏は「(10月の)凱旋門賞に向けて8月には復帰できるはずだ」とコメント。最大目標である凱旋門賞の連覇の前に一戦したい意向を示している。