現地27日に愛カラ競馬場にて行われるG1愛1000ギニーの出走予定馬20頭のうち、半数近い9頭をA.オブライエン厩舎が占めている。

　中でも有力視されているのはハッピリーとクレミーの2頭。前者は2歳時にモイグレアスタッドステークスなどG1を2勝し、今年初戦だった前走の英1000ギニーは3着だった。後者も2歳時にG1チェヴァリーパークステークスを制しているが、中間のアクシデントで英1000ギニーは不出走だった。

　オブライエン調教師は「ハッピリーは（愛1000ギニーに）向かうし、クレミーもその予定。クレミーは今年初戦になるが調整は順調。故障の影響はない」と語っている。

　その他の陣営では、英1000ギニー2着で仏オークス直行の予定だったK.バーク厩舎のローレンスが愛1000ギニーに出てくる可能性も。バーク調教師は「週末の馬場状態を見極める」と話しており、仏オークス前にトライアルのG1サンタラリ賞への出走も選択肢に挙げている。