A.オブライエン師、ロイヤルアスコット開催に向け精鋭たちの矛先を公表

2018年06月10日 11:20

 ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーで英2000ギニーを制すなど、今年も欧州競馬界で大いに存在感を発揮しているA.オブライエン調教師が、現地19日に開幕するロイヤルアスコット開催に向け、有力馬たちの目標レースを明らかにした。

 オブライエン師の話によると、ロードデンドロンとドーヴィルはG1クイーンアンステークスが濃厚。3歳のグスタフクリムトとユーエスネイビーフラッグはG1セントジェームズパレスステークス、ワシントンディーシーとバトルオブジェリコはG1キングズスタンドステークス、ディファレントリーグも同じく5ハロンのキングズスタンドSに距離を縮めることになりそう。マーチャントネイビーは6ハロンのG1ダイアモンドジュビリーステークスに向かう。

 また、ランカスターボンバーはG1プリンスオブウェールズステークスへ、英2000ギニー9着のムリーリョはG3ジャージーステークスかG1コモンウェルスカップの二者択一となる模様。アイダホではG2ハードウィックステークス連覇を狙う。

 なお、ダービー前日のG1コロネーションカップで最下位の6着に終わったユカタンは、ロイヤルアスコット開催に使わず8月のG1インターナショナルステークスになる模様だ。