G2ノーフォークS、米から遠征のシャンシャンシャンが競り勝ち

2018年06月22日 12:20

 現地21日、英アスコット競馬場にてG2ノーフォークステークス(2歳、芝5ハロン)が行われ、アメリカ調教馬のシャンシャンシャンが接戦を制した。

 ハナ差の2着は人気薄のポケットダイナモ。1番人気に推されていたヴィンテージブリュットはブービーの9着に沈んだ。

 W.ウォード厩舎のシャンシャンシャンは、4月に米キーンランド競馬場でのダート4.5ハロン戦をデビュー勝ち。今回は初芝、初距離、初の海外遠征だったが、それらのハードルをすべてクリアしてみせた。

 ロイヤルアスコットへの遠征はレディオレリアなどで常連のウォード調教師も、今回の勝利には「アンビリーバブルだ」とコメント。「シャンシャンシャンがチェルシークロイスターズ(20日のクイーンメアリーステークスで11着)よりも固めの馬場が得意で、柔らかいのはうまくないことは分かっていた。チェルシークロイスターズは残念だったが、シャンシャンシャンはやってくれた」と語り、今後はブリーダーズカップを視野に入れることを示唆していた。