愛ダービー馬ラトローブ、8月のヨーク開催参戦が濃厚に

2018年07月19日 12:45

 愛ダービー馬ラトローブを管理するJ.オブライエン調教師が、ヨーク競馬場で行われるG1英インターナショナルステークス(8月22日、芝10.5ハロン)かG2グレートヴォルティジュールステークス(3歳、芝12ハロン)に参戦させる可能性に言及した。

 オブライエン師は明確なプランは何も決まっていないと断りを入れた上で「ヨークに行って何らかのレースに使うというのが最もあり得るシナリオだね」とラトローブの稼働に前向き。「グレートヴォルティジュールSかインターナショナルSかはレースが近づくまで様子を見るつもり。ヴォルティジュールだと他馬より重い斤量を負担することになるのが気になるし」と、実績のある条件で同世代を相手にするか、距離を短縮して古馬を相手にするか決断を急がない方針だ。

 なお、オブライエン師はラトローブと同じオーナーのリキンドリングで昨年のメルボルンカップを勝っており、ラトローブも前売り26倍のオッズがつけられているが、同馬の遠征に関しては「話し合うのはまだまだ早い」と明言を避けている。