ダークドリームが香港移籍へ、クイーンズランドダービー馬は3年連続の流出

2018年07月22日 07:00

 6月のG1クイーンズランドダービーを制したダークドリームの香港移籍が決定。8月にも豪州を離れることになった。豪競馬メディア『racing.com』が現地21日付けで報じている。

 レッドランサム直仔オールアメリカン産駒のダークドリームは、デビューから10戦9連対、3着1回、クイーンズランドダービーとG3ラフハビットプレートで重賞通算2勝の好素材。G1コーフィールドカップの前売りでは21倍のオッズをつけている。

 期待馬を手放すことになったK.パーカー調教師は「ガッカリだ」と落胆。共同オーナーの一人は移籍に至った経緯について口をつぐんでおり、香港での調教師など詳細は不明となっている。

 なお、クイーンズランドダービー優勝馬は2016年のイーグルウェイ、2017年のリヴンに続き、これで3年連続の香港移籍。今年の宝塚記念に香港から参戦して2着のワーザーも、2015年のクイーンズランドダービーで2着の実績がある。