​独G1ベルリン大賞、ベストソリューションが接戦制す

2018年08月13日 10:55

 現地12日、独ホッペガルテン競馬場にて独G1ベルリン大賞(芝2400m)が行われ、英国から遠征したP.コスグレイヴ騎乗のベストソリューションが接戦を制した。

 クビ差の2着はサウンドチェック。昨年からの連覇を狙ったチンギスシークレットは4着までだった。

 S.ビン・スルール厩舎の4歳馬ベストソリューションは、昨年もドイツへ遠征して7月のG1ダルマイヤー大賞で2着と善戦。今年は前走の英G2プリンセスオブウェールズステークスを勝っており、今回が嬉しい初G1制覇となった。

 ビン・スルール調教師は「最後の1ハロンでパット(コスグレイヴ騎手)が合図を送ると馬がすぐさま反応してギアを上げ、勝ち切ってくれた。ベストソリューションはG1を勝つにふさわしい馬だ」と称賛。「この後の選択肢としては、オーストラリアへ遠征してのコーフィールドカップとメルボルンカップ参戦がある。モハメド殿下と話し合い、決断が下されるだろう」と語っていた。