​伝説の三冠馬セクレタリアトの蹄鉄、史上最高額で落札

2018年08月21日 10:50

 1973年に米クラシック三冠を達成し、歴史に残る名馬として知られるセクレタリアトがダービー制覇時に使用していた蹄鉄がオークションにかけられ、蹄鉄としては従来の最高額の2倍を超える史上最高値の8万736ドル(約890万円)で落札された。

 これはオークションを実施した『Lelands.com』のコメントを米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地20日に伝えたもの。この蹄鉄はセクレタリアトのダービー制覇後にL.ローリン調教師からオーナーのメドウステーブルを運営するチェナリー家へ贈られたもので、NPOのセクレタリアト基金がチャリティーの一環としてオークションに出していた。

 セクレタリアトは「ビッグレッド」の愛称で知られ、特に三冠達成となったG1ベルモントステークスでの31馬身差勝ちは伝説として語り継がれている。