ディープインパクト産駒の英2000ギニー馬サクソンウォリアーは、現地15日に行われるG1愛チャンピオンステークスにて、同世代のロアリングライオンと通算6度目の対戦を迎える。サクソンウォリアーに騎乗して英2000ギニーを制しているD.オブライエン騎手は、ここ3戦はいずれも敗れているライバルを負かすためにはサクソンウォリアーの成長が必要だと語っている。

　サクソンウォリアーは2歳時の英G1レーシングポストトロフィー、今年5月の英2000ギニーでロアリングライオンらを下して勝利。しかしその後はロアリングライオンが3着だった英ダービーで4着と後塵を拝し、7月の英G1エクリプスステークスではライバルからクビ差の2着と惜敗だったものの、8月の英インターナショナルステークスではG1連勝を決めたロアリングライオンから5馬身差の4着と完敗を喫した。

　ロアリングライオンの強さを認めているオブライエン騎手は「サクソンウォリアーはロアリングライオンとの差を埋めなければね。きっと（愛チャンピオンSは）いいレースになるよ。調子はいいし、彼と組めて本当にハッピーだ」と語っている。