ディープ産駒サクソンウォリアー、腱を痛めて電撃引退
2018年09月17日 10:21
今春の英クラシック、G1英2000ギニーを制した日本生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアーが、先日のG1愛チャンピオンステークスで腱を損傷。現役を引退することになった。
サクソンウォリアーは2歳時の英G1レーシングポストトロフィーを含め、英2000ギニーまでデビューから無傷の4連勝。G1英ダービーには本命視されて臨んだが、マサーの4着に終わった。
その後は愛ダービーでも3着に敗れたことでクラシックディスタンスから中距離路線へ。しかしエクリプスステークス2着、英インターナショナルステークス4着、愛チャンピオンS2着といずれも英ダービーでも3着と先着されていたロアリングライオンに敗れていた。通算成績は9戦4勝、G1レースは2勝だった。
同馬を管理していたA.オブライエン調教師は「今朝になってサクソンウォリアーの腱を確認したら思わしくなかった。とても残念だ」とコメント。「サクソンウォリアーはアメージングホースだった。三冠馬になるチャンスがあると思ったくらいだ」とコメント。英2000ギニー後に距離を延長して結果が出なかったことについては「恐らく私の失策。マイルに専念させるべきだった」と悔やんでいた。