豪州の名牝ブラックキャビアの子、プリンスオブキャビアが初勝利

2018年09月28日 11:36

 現地27日、豪ベンディゴ競馬場にて行われた未勝利戦(芝1300m)で豪競馬史上に残る名牝として知られるブラックキャビアの息子、プリンスオブキャビアが初勝利を挙げた。

 ブラックキャビアはG1レース15勝を含めて25戦25勝と無敗のまま引退した名牝。セブリングを父に持つ3歳馬プリンスオブキャビアは2番目の産駒で、今年5月のデビュー戦は4着。ひと息入れて8月末から再始動すると、2戦連続で僅差の2着と勝ち切れなかったが、叩き3戦目の今回は2着に1.2馬身差をつける快勝で待望の初白星を手にした。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、プリンスオブキャビアを共同管理するJ.ホークス調教師は、まだまだ未熟で秋になればもっとよくなるだろうと、これまでどおりの見立てを繰り返していたという。