トルセドールが検疫で異常発覚、豪州遠征を断念
2018年09月29日 11:30
11月の豪G1メルボルンカップへの遠征を計画していたトルセドールだが、検疫で軽度のウィルス性疾患が判明。遠征を断念することになった。
6歳馬のトルセドールはイギリスのMrs.J.ハリントン厩舎の所属馬として昨年の愛セントレジャーで2着、今年も英ゴールドカップ3着、グッドウッドカップ2着など長距離G1で善戦してきた。
今年8月にはドイツ人とオーストラリア人たちのオーナーグループに買収され、豪州遠征を念頭にドイツのA.ヴェーラー厩舎に転厩。しかしその移籍初戦だった今月23日の独G1オイロパ賞で最下位の7着に沈んでいた。
オーナーのひとりであるJ.ロヴェット氏は、トルセドールの直近の予定は未定としつつも、今後の豪州遠征については否定せず。「まずひと休みさせ、(来年の豪G1)シドニーカップを目指すかもしれない」と話している。