日本で種牡馬入りするマインドユアビスケッツ、米G3ルーカスクラシック制覇で新境地

2018年10月03日 10:40

 現地929日にチャーチルダウンズ競馬場で行われたG3ルーカスクラシック(3歳以上、ダート9ハロン)に、来年から日本で種牡馬入りするマインドユアビスケッツが出走。好位集団から徐々に押し上げ、直線で4馬身3/4差を築いて1番人気に応えた。

 2着争いは6番人気のトーストオブニューヨークが2番人気のオナラブルデューティをアタマ差抑えた。

 マインドユアビスケッツは昨年と今年のドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなどダート短距離路線で活躍。これまでの勝ち鞍は7ハロンまでだったが、6月に8ハロンのメトロポリタンハンデキャップ、8月には9ハロンのホイットニーステークスと距離を延長した近2走のG1レースで2着に好走していた。今回はG3ながらG1連対歴のある強豪たちを相手に圧勝し、新境地の開拓に成功した感がある。