ローレンスが新マイル女王に名乗り、英サンチャリオットSで5度目のG1制覇

2018年10月07日 10:41

 英ニューマーケット競馬場で現地6日に行われたG1サンチャリオットステークス(3歳以上牝馬、芝8ハロン)は、1番人気のローレンスが逃げるハッピリーを残り3ハロンでかわし、差し返しにくるとアタマ差抑えて優勝した。

 さらに2馬身1/4差の3着にはアルティンオーダが続き、英1000ギニー馬ビルズドンブルックは勝ち馬から約6馬身差の5着に終わった。

 ローレンスは逃げ切りでアルファセントーリを破った前走の愛G1メイトロンステークスに続きマイルG1を連勝。これで今季4度目、通算では5度目のG1制覇となった。

 開催の途中に堅良から良へと馬場が軟化した一戦を振り返り、ローレンスのK.バーク調教師は「彼女の妨げになっていたら雨を呪うところだったよ。ダニー(タドホープ騎手)は馬場のせいで彼女が手前を替えて、飛び跳ねていたと言っていた」と際どくなった勝利に安堵。そして今後について「クイーンエリザベス2世ステークスに追加登録するかもしれない。英チャンピオンステークスには登録してあるし、ブリーダーズカップにも選択肢が2つある」と米遠征も視野に入れていることを明らかにしている。