米短距離路線の実力馬オーサムスルーが引退、日本で種牡馬入りの強豪たちとも好戦

2018年11月21日 11:52

 米ダート短距離路線のトップホースとして活躍したオーサムスルーが現役を引退。来年から種牡馬入りすることが発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地20日付けで報じている。

 オーサムアゲイン産駒のオーサムスルーはM.キャシー調教師の管理下で2015年6月にデビュー勝ち。6戦目の2016年9月にG3スマーティージョーンズステークスで後のG1勝ち馬シーキングザソウルやディスクリートラヴァーらを破って重賞初制覇を飾った。

 2017年8月のG1フォアゴーステークスでは日本で種牡馬入りしたドレフォンの2着に続き、同じく2019年から日本で種牡馬入りするマインドユアビスケッツ(6着)には先着。同年最終戦のブリーダーズカップダートマイルでも3着に善戦し、今年は初戦のG1カーターハンデキャップで2着と好スタートを切ったものの、G1制覇にはあと一歩及ばず引退に至った。