​ジャパンCでカプリ騎乗のムーア騎手、「調教の感触いい」

2018年11月23日 10:40

 JRAは22日、25日に行われるG1ジャパンカップ(芝2400m)に出走予定のカプリ(アイルランド)およびサンダリングブルー(イギリス)の調教状況および関係者のコメントを発表した。

 カプリに騎乗するR.ムーア騎手は「輸送もスムーズだったようですし、今の状態には陣営も大変満足しています。今朝乗った感触や動きはとても良かったです。素直でリラックスしていて、慌てないところがこの馬のセールスポイントです。ジャパンカップでは、ここ数年外国馬が優勝から遠ざかっており、海外の一流馬が参戦しても勝つのが難しい状況です。今年もアーモンドアイをはじめ、強い馬が出走予定ですが、ベストの状態で出走し、良いレースができることを期待しています」と語った。

 サンダリングブルーを管理するD.ムニュイジエ調教師は、「7月のヨークステークスを勝った後に、距離適性や主戦騎手であるF.ベリー騎手の日本での騎乗経験も踏まえ、ジャパンカップへの参戦を考えるようになりました。日本にやってきた直後は、多少の時差ボケもありましたが、3日経って動きも良くなりました」とコメント。

 さらに「この馬はとても頭が良く、自分自身で色々なことを判断できます。今日はゴール板など色々なものに対して反応がすごく良かったのでとても嬉しかったです。体は出来上がっているので、強い運動よりも体調面を整えることが一番重要と考えています。スタートは悪くないのですが、様子を見てからスピードを上げる馬なので、位置取りは後方になると思います。サンダリングブルーが最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待しています」と続けていた。