サルウィンの香港ヴァーズ参戦、マーフィー騎手が凱旋門賞後に開口一番の提案

2018年11月25日 09:40

 12月9日のG1香港ヴァーズにサルウィンとともに遠征するS.カーク調教師だが、極東行きの裏にはO.マーフィー騎手からのアドバイスがあった。それも凱旋門賞で6着に敗れた直後の第一声というもの。カーク師が「凱旋門賞を走り終えてオイシン(マーフィー騎手)がサルウィンから下馬した5秒後に、香港へ行くべきと提案されたんだ」と明かしている。

 マーフィー騎手は凱旋賞でサルウィンに初騎乗。スタートで後手に回り、ゴール前では不利を受けながらも、エネイブルに3馬身3/4差をつけられただけだった。また、サルウィンがJ.ゴスデン調教師のスーパースターと戦ったのは初めてではなく、6月のコロネーションカップではクラックスマンにわずかアタマ差で敗戦を喫した。

 サルウィンは先日、ケンプトン競馬場でマーフィー騎手を背に1マイルのレースコースギャロップを行い、カーク師も「本当に絶好調だよ」と順調な様子を伝えている。