メンデルスゾーンが引退、アメリカで種牡馬に

2018年12月04日 13:00

 2歳時に米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフを制した3歳馬メンデルスゾーンが引退。クールモア・アメリカのアシュフォードスタッドで種牡馬入りすることとなった。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。A.オブライエン調教師が管理したメンデルスゾーンは、2歳秋に英G1デューハーストステークス2着後に米国遠征し、BCジュベナイルターフでG1初制覇。3歳となった今年3月にはドバイG2のUAEダービーを18馬身半差で圧勝した。

 しかし5月の米G1ケンタッキーダービーは最下位の20着と惨敗。その後もアメリカでの出走を続けたが、G1トラヴァーズステークス2着、G1ジョッキークラブゴールドカップ招待3着など勝ち切れず、12月1日のG1シガーマイルハンデキャップ4着がラストランになった。

 スキャットダディ産駒のメンデルスゾーンは半兄にG1キャッシュコールフューチュリティを勝って種牡馬入りしたイントゥミスチーフ、半姉にエクリプス賞を4回受賞した名牝ビホルダーがいる。