【香港ヴァーズ】リスグラシュー矢作師「騎手も『チャンスは大きい』と」

2018年12月06日 17:26

 現地6日、9日に行われる香港国際競走の枠順抽選会が行われ、香港ヴァーズ(芝2400m)に出走予定のリスグラシュー(牝4)は12番枠、香港マイル(芝1600m)に出走予定のモズアスコット(牡4、矢作厩舎)は2番枠に決まった。以下、枠順抽選会後の矢作芳人調教師のコメント。

矢作芳人調教師

「リスグラシューがやっと取れたG1(エリザベス女王杯)が同じ12番でしたね。どこでもいいと思っていましたが、大外や最内など極端なところは嫌で、縁起の良い番号で良かったです。状態はさらに上がっているくらいだと思います。以前の彼女では考えられないくらい体重も理想的な形で出せそうですし、それが成長の証しかなと感じています。

何よりジョッキー(J.モレイラ騎手)も昨日の追い切りでものすごく感触が良くて、『チャンスは大きい』と言ってくれているので期待しています

モズアスコットの枠順については、どちらかと言うと外枠が良いというデータがあるレースなのですが、クリストフ(ルメール騎手)はどこでもいいと言っていました。それならくじ運が悪い私が引いてもいいかと思って引きました(笑)。この枠だったら(勝利した)安田記念のように、馬群を捌いて内から差すような競馬を考えています。

状態は正直に言って、マイルCSからさらにアップとはいかないですね。マイルCSで結構目一杯に仕上げましたので、良い意味での平行線かなと。アウェイの地に来て平行線であることは重要ですし、十分だと思います。あとは不利のないフェアなレースができれば、結果は付いてくるかなと思います」