米三冠馬の妹チェイシングイエスタデーがG1初制覇、スターレットSで底力披露

2018年12月09日 12:50

 現地8日、米ロスアラミトス競馬場でG1スターレットステークス(2歳牝馬、ダート8.5ハロン)が行われ、6頭立ての最後方から徐々に進出したチェイシングイエスタデーが、ゴール前で3頭による接戦を際どく制して1番人気に応えた。

 アタマ差の2着に5番人気のエナヤアルラブ、さらにクビ差の3着には3番人気のマザーマザーが続いた。

 チェイシングイエスタデーは2015年の米クラシック三冠馬アメリカンファラオの半妹で、デビュー5戦目での重賞初制覇がG1レースに。2戦目で挑戦した9月のスピナウェイステークスでは7着に完敗したが、初めて7ハロンを超える距離のレースに出走して底力を発揮した。これで通算成績を5戦4勝としている。