昨年にマイルG1を4連勝した名牝アルファセントーリの初めての種付け相手が、欧州屈指の名種牡馬ガリレオに決まったことが分かった。

　これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が、アルファセントーリを所有するニアルコス家のレーシングマネージャー、A.クーパー氏の見解と報じたもの。アルファセントーリは昨年5月の愛1000ギニーを皮切りに、英G1コロネーションステークス、英G1ファルマスステークスと牝馬限定のマイルG1を快勝、さらに仏G1ジャックルマロワ賞では牡馬も一蹴してG1レース4連勝を達成した。

　続くメイトロンSでは故障もあって同世代の仏オークス馬ローレンスの逃げ切りを許して2着に終わり、このレースを最後に引退。これらの功績をたたえられ、アルファセントーリは昨年の欧州最優秀3歳牝馬、および、アイルランドの年度代表馬に選出されている。