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​アルファセントーリが故障引退、マイルG1を4連勝の名牝

2018年09月17日 10:30

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 現地15日の愛G1メイトロンステークスで2着に敗れてG1レース5連勝を逃した3歳牝馬アルファセントーリが、球節を痛めたため現役を引退することになった。

 Mrs.J.ハリントン厩舎のアルファセントーリは、5月の愛1000ギニーを皮切りに英G1コロネーションステークス、英G1ファルマスステークスと牝馬限定のマイルG1を快勝し、仏G1ジャックルマロワ賞では牡馬も一蹴してG1レース4連勝を達成。しかしメイトロンSでは同世代の仏オークス馬ローレンスの逃げ切りを許して2着に終わっていた。

 同馬を所有するニアルコスファミリーのレーシングマネージャーを務めるA.クーパー氏は「獣医のアドバイスを受けたうえでジェシー(ハリントン調教師)と相談し、残念だが引退と言う結論に至った」とコメント。「致命的なケガではないし、繁殖牝馬として成功できることを願っている」と話していた。

 またハリントン師は「アルファセントーリは私を未知の場所へと連れて行ってくれた。初めてのクラシック制覇、初めてのロイヤルアスコット勝利。彼女にはとても感謝しているわ」と語った。