米G3サムエフデービスS、ウェルディファインドが逃げ切りで重賞初制覇
2019年02月10日 13:17
現地9日に米タンパベイダウンズ競馬場で行われたG3サムエフデービスステークス(3歳、ダート8.5ハロン)は、先頭で主導権を握った4番人気のウェルディファインドが、そのまま後続を2馬身3/4差と寄せつけず逃げ切った。
2着に2番人気のケンタッキーワイルドキャット、さらに8馬身3/4差離れた3着には3番人気のソーアライブが入線。1番人気のニックスゴーは2番手を追走するも勝ち馬に突き放されて5着に沈んだ。
ストームキャット系ウィズディスティンクション産駒のウェルディファインドは、昨年6月にガルフストリームパーク競馬場でデビュー勝ち。11月のG1ブリーダーズカップジュベナイルでは12着に大敗したが、2度目の挑戦で重賞初制覇となった。
サムエフデービスSはケンタッキーダービーの指定ポイントレースとなっており、過去の優勝馬では2006年のブルーグラスキャットがKYダービーとベルモントSで2着に善戦後、ハスケル招待ステークスでG1制覇。2016年のデスティンはKYダービーで6着、ベルモントSでは2着と日本から参戦したラニに先着した。