香港クラシックC、ミッションタイクーンが低評価を覆して逃げ切り

2019年02月18日 12:05

 現地17日、香港のシャティン競馬場にて香港4歳三冠シリーズ第2戦の香港クラシックカップ(4歳、芝1800m)が行われ、14頭立て13番人気のミッションタイクーンがK.リョン騎手の手綱で逃げ切り勝ちを収めた。

 豪G1クイーンズランドダービー馬で、一冠目の香港クラシックマイル4着ながら今回も圧倒的な1番人気に推されていたダークドリームが1馬身差の2着。香港クラシックマイル勝ち馬のフローレは末脚届かず4着に敗れた。

 ダークドリームやフローレと同じF.ロー厩舎のミッションタイクーンは豪州産馬。香港での勝利は1200mのハンデ戦のみだが、前走の香港クラシックマイルでも人気薄ながら好位追走から2着と善戦。これをフロック視されたか今回も人気はなかったが、見事に逃げ切ってみせた。

 香港ジョッキークラブによると、この結果をロー調教師は「少しばかり驚いた」と言って振り返った。一方、してやったりのリョン騎手は「オッズは気にしてなかったよ。前走はよく走ったし、2着だったんだから」と語っていたという。