米サンタアニタパーク競馬場、再開放の直後にまた死亡事故
2019年03月15日 12:15
競走馬の相次ぐ死亡事故による無期限閉鎖から調教に限定して再開放されたばかりだった米サンタアニタパーク競馬場で、またしても競走馬が死亡する事故が発生した。
これは米競馬メディア『bloodhorse.com』などが現地14日に報じたもの。D.バーンスタイン厩舎の3歳牝馬プリンセスリリビーがこの日のメイントラックでの調教中に深刻な負傷をし、安楽死処分となったという。
同競馬場でのレースや調教中に死亡した競走馬は、昨年末から22頭目となった。ただし同競馬場を所有するストロナック・グループは22日からのレース再開を暫定的ながら決めており、同グループCOOのT.リトヴォ氏は「(今回の事故は)悲劇ではあるが、トラックは開放し続ける」と明言。この日に5頭の調教をつけたあるジョッキーが、どの馬も問題なくトラックを走れていたと語ったことを引き合いに出していたという。