​仏G1イスパーン賞、ディープ産駒スタディオブマンはまた2着

2019年05月27日 12:00

 現地26日、仏パリロンシャン競馬場にてG1イスパーン賞(芝1850m)が行われ、ディープインパクト産駒で昨年の仏ダービー馬スタディオブマンは勝ち馬から3/4馬身差の2着だった。

 スタディオブマンは仏ダービー制覇後、G1凱旋門賞9着など未勝利。4歳初戦だった4月の仏G1ガネー賞は強豪ヴァルトガイストから4馬身半差の2着で、今回も勝ったザビールプリンスに3/4馬身及ばなかった。

 ザビールプリンスはR.ヴェリアン厩舎の6歳馬。前走の英G3アールオブセフトンステークスで待望の重賞初勝利を果たしたばかりで、勢いに乗ってG1も制覇した。

 騎乗したA.アッゼニ騎手は『Sky Sports Racing』の取材に対し、「ザビールプリンスは6歳馬だが、(オーナーの)モハメド殿下はすごく辛抱してくれた。ロジャー(ヴェリアン調教師)も素晴らしい仕事ぶりだった」と大成を待ち続けた陣営をたたえていた。