フェニックスオブスペインとバターシュ、ヒルズ師がロイヤルアスコット参戦に言及

2019年06月05日 12:25

 5月25日の愛2000ギニーを制したフェニックスオブスペインが、ロイヤルアスコット開催のG1セントジェームズパレスステークスを次なる目標に定めた。フェニックスオブスペインは2歳時に敗れていたトゥーダーンホットを愛2000ギニーで撃破。セントジェームズパレスSで三たび相まみえることになる。

 同馬を管理するC.ヒルズ調教師によると、フェニックスオブスペインはレース後も状態が良く、食欲旺盛ですでに通常の調教メニューをこなしているとのこと。「あれでいくらか良化するものだし、今季1戦だけでロイヤルアスコットに向かえるのがいいよ。フレッシュな状態で行けるからね」と叩き2戦目の上積みを強調している。

 また、今後のプランとして10ハロンに挑戦させたい考えに言及したものの、1マイルに豊富な選択肢があるため、まずは次の1戦に集中して決断を急がない方針。距離延長する場合の候補には愛チャンピオンステークス(9月14日)を挙げている。

 なお、ヒルズ師は愛2000ギニーと同日の英G2テンプルステークスで連覇を飾ったバターシュも、昨年2着に敗れたロイヤルアスコット開催のキングズスタンドステークスに使うことを明かした。