​KYダービー1位入線のマキシマムセキュリティ、復帰戦の準重賞で不覚

2019年06月17日 11:25

 5月の米G1ケンタッキーダービーで1位入線しながら他馬の進路妨害で17着に降着となったマキシマムセキュリティが、現地16日にモンマスパーク競馬場にて行われた準重賞ペガサスステークス(3歳、ダート8.5ハロン)に出走。しかしキングフォーアデイの2着に敗れた。

 圧倒的な1番人気に推されたマキシマムセキュリティはスタートでつまづいたものの、先手を奪って最後の直線へ。しかし番手追走していたキングフォーアデイにかわされると巻き返すことができず、1馬身差の2着に終わった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、マキシマムセキュリティを管理するJ.サーヴィス調教師は、スタートのつまづきを敗因に挙げ、次走はもっとよくなるとの見方を示したという。なおマキシマムセキュリティの次走は、7月20日のG1ハスケル招待ステークスが有力視されている。

 勝ったキングフォーアデイはT.プレッチャー厩舎のアンクルモー産駒。2歳時にG2ケンタッキージョッキークラブステークスで4着があり、前走の今年初戦から2連勝となった。