アンソニーヴァンダイク、ムーア騎乗で愛ダービーへ

2019年06月26日 11:08

 愛ダービー(現地29日、カラ競馬場)の取り消しが行われ、A.オブライエン調教師は英ダービー馬アンソニーヴァンダイクはじめ6頭の登録を残した。

 オブライエン師によると、現時点でアンソニーヴァンダイク、ブルーム、ノルウェー、ソヴリンを出走させる見込みで、ウエスタンオーストラリアとイルパラディーゾは検討中とのこと。そして「ライアン(ムーア騎手)がナンバー1に乗る。それは周知の通りアンソニーヴァンダイクだし、ダービーでの我々のやり方だ」と、英ダービーで勝利に導いたS.ヘファナン騎手からの乗り替わりを明言している。

 アンソニーヴァンダイクにとって最大の脅威となるのがK.プレンダガスト調教師の英ダービー2着馬マッドムーン。数週後に87歳を迎えるプレンダガスト師は「英ダービーを走った馬たちはあれから力を見せている。ロイヤルアスコットで2頭が勝ったからね」「エイダン(オブライエン師)は今まで自分が出走させてきたダービーの中でも良い方の一つと言っていたし、それが正しければいいね」とレベルの高さに自信を見せ、マッドムーンも絶好調とコメントしている。