ホームズマンが前哨戦を完勝、優先出走権を手に豪G1コックスプレートへ

2019年09月08日 11:27

 豪G2ジョンFフィーハンステークス(芝1600m)が現地7日にムーニーバレー競馬場で行われ、道中2番手を進んだ2番人気のホームズマンが最終コーナーで先頭に立ち、そのまま2.5馬身のリードを築いて押し切った。

 4頭が並んだ2着争いは、9番人気のマハメディースが3番人気のベストオブデイズに0.1馬身先着し、1番人気のフィフティースターズは勝ち馬から4.15馬身差の7着に終わった。

 ホームズマンは昨年9月末のG1アンダーウッドステークス以来となる約1年ぶりの重賞3勝目。その2戦後にはG1コーフィールドカップでベストソリューションから0.1馬身差の2着に惜敗し、今回はそれ以来となる実戦だった。この勝利でホームズマンはG1コックスプレートの優先出走権を獲得している。

 同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、共同オーナーのN.ウィリアムス氏は「我々にとっては競馬の世界でコックスプレートを手に入れる以上のことはない。何度も挑戦して手が届かなかったが、彼は正しい方向へ向かっている」「コックスプレートが彼の目標だった」と、大舞台への挑戦を明言している。