豪G1ターンブルS、キングズウィルドリームが大一番を前に復活の狼煙

2019年10月06日 13:15

 豪G1ターンブルステークス(4歳以上、芝2000m)が現地5日にフレミントン競馬場で行われ、馬群の中から抜け出した5番人気のキングズウィルドリームが残り200mを切って先頭に立ち、3番人気フィンシュの追撃を0.1馬身振り切った。

 さらに0.75馬身差の3着に4番人気のハートネルが続き、1番人気のミスタークイッキーは10着に大敗。2番人気のミスティックジャーニーも5着までだった。

 キングズウィルドリームは2018年3月以来の白星。重賞、G1ともに初制覇でコーフィールドカップの優先出走権を獲得した。昨年のキングズウィルドリームはターンブルSでの3着からコーフィールドC(6着)を経てコックスプレートに臨むも、レース中に骨盤を骨折して競走中止。10か月の休養から今年8月に復帰を果たして今回が3戦目だった。

 なお、同日の現地競馬メディア『racing.com』によると、コックスプレートの前売りで上位人気に推されているものの5着に終わったミスティックジャーニーについて、A.トリンダー調教師は道中の不利を敗因に挙げ、初挑戦だった2000mの距離は不問と話している。