KYダービー直前回避のオマハビーチ、短距離G1で復活勝利
2019年10月08日 11:45
現地5日、米サンタアニタパーク競馬場にてG1サンタアニタスプリントチャンピオンシップステークス(ダート6ハロン)が行われ、M.スミス騎乗の3歳馬オマハビーチが接戦を制した。
アタマ差の2着は1番人気に推されていたG1アレンジャーケンスステークス3着馬シャンスロットだった。
R.マンデラ厩舎のウォーフロント産駒オマハビーチは、3月に分割開催されたG2レベルステークス(Div2)、4月のG1アーカンソーダービーを連勝。ケンタッキーダービーの前売り1番人気に推されていたが、喉頭蓋の異常のためダービーを直前回避し、長期休養に入っていた。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、マンデラ調教師はオマハビーチを2週間でスプリンター仕様に鍛え上げたと語り、真に優れた馬はどんな要求にもこたえられると持論を述べたという。
なおブリーダーズカップチャレンジシリーズ指定レースだった今回の勝利で、オマハビーチは11月2日に行われるBCスプリントへの優先出走権を得ている。