コーフィールドC狙うフィンシュが予行演習、ウォーラー師は「ゆっくり眠れそう」と自信

2019年10月16日 14:00

 豪G1コーフィールドカップの現地前売り1番人気に推されているフィンシュが現地15日、レースでも騎乗するM.ウォーカー騎手を背にコーフィールド競馬場で追い切りを行った。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 ウォーカー騎手に好感触を伝えられたC.ウォーラー調教師は「ゆっくり眠れそうだよ。見知らぬ土地で、とくに左回りとなると不調になる馬もいるからね」「でも、彼は順応性が高いし、以前にメルボルンでレースしたこともある。だから大レースに向けて念を押しただけさ」と、初めてのコーフィールド競馬場にも自信を見せた。

 ウォーラー師は昨年のメルボルンカップ後に休養を挟んでからフィンシュが期待を上回る結果を残していると話し、「コーフィールドCへいい準備ができた。メルボルンCへはもっと良いものになればね」と、まだ伸びしろがあることを示唆している。

 また、ウォーラー師は同じくコーフィールドCに出走予定のブリムハムロックスについて「ザメトロポリタンはさっぱりだったけど馬場が悪かったからね」「彼もここで脚を伸ばしたし、自信を取り戻してくれれば」と巻き返しに期待している。