米最優秀2歳牡馬争いは混戦模様、BCジュベナイル勝ち馬の不選出も
2019年11月23日 12:25
米G1ブリーダーズカップジュベナイルの勝ち馬ストームザコートが、大一番を制したにもかかわらず今年の最優秀2歳牡馬のタイトルが危ぶまれていると、米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
ストームザコートは現地11月1日のBCジュベナイルを人気薄ながら制覇。しかし重賞勝ちはこの一戦のみで、通算4戦2勝ですでに2歳シーズンを終えている。
一方、タイトル争いのライバルとみられているティズザローはデビュー2連勝で10月のG1シャンペンステークスを勝利。現地30日のG2ケンタッキージョッキークラブステークスで3連勝を狙っている。
アメリカ競馬界の年間表彰となるエクリプス賞で、最優秀2歳牡馬はここ4年連続でBCジュベナイルの勝ち馬が受賞。しかしそれ以前には2014年のアメリカンファラオ、2013年のシェアドビリーフとBCジュベナイル不出走だった馬たちも選出されている。