リスグラシューに続いた3歳馬キャステルヴェキオ、豪州秋シーズンへ始動

2020年01月29日 11:11

 昨年のG1コックスプレートでリスグラシューに次ぐ2着に善戦するなど、豪州の3歳馬として現役最高のレーティングを得ているキャステルヴェキオが、秋シーズンでの再始動に向けて調整を進めている。豪競馬メディアの『racing.com』が現地28日付けで報じている。

 この日、ローズヒルガーデンズ競馬場でK.マカヴォイ騎手を背に900mのトライアルに臨んだキャステルヴェキオは、ゲートを決めて4番手に収まると、後半は流して8頭立ての7番手でフィニッシュ。同馬を管理するR.リット調教師は、さらにトライアルを重ねた後に2月22日のG2ホバートヴィルステークス(芝1400m)での復帰を想定しているという。

 なお、キャステルヴェキオはG1オーストラリアンギニー(2月29日、芝1600m)とオールスターマイル(3月14日、芝1600m)に登録しているものの、どちらにも使う予定はないとのこと。主要ターゲットはG1ランドウィックギニー(3月7日、芝1600m)とG1ローズヒルギニー(3月21日、芝2000m)で、最高の形で運べばG1オーストラリアンダービー(4月4日、芝2400m)かG1クイーンエリザベスステークス(4月11日、芝2000m)への参戦も視野に入れられている。