​体調不良のカリフォルニアクローム、3月から日本での種付け開始へ

2020年02月14日 13:00

 米年度代表馬に2度も選出され、今年から日本で種牡馬として供用されるカリフォルニアクロームが体調不良から回復。3月から種付けを開始することが分かった。

 これは繋養先のアロースタッドを運営するジェイエス社の発表を米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。それによると、カリフォルニアクロームはアロースタッド到着後に軽い腸炎にかかったが、現在は回復。3月から供用を開始し、具体的な日付は追って発表するという。

 カリフォルニアクロームは3歳時の2014年にケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ブリーダーズカップクラシックなどを制して米年度代表馬に選出。4歳では未勝利に終わったが、5歳となった2016年にはドバイワールドカップなどを勝って2度目の米年度代表馬に輝いた。2017年からアメリカで種牡馬入りし、今年の2歳馬が初年度産駒になる。