​2歳G1を3勝のバスト、足の故障でクラシック前に引退

2020年02月21日 11:55

 昨年に米2歳G1を3勝した牝馬バストが足を故障したことが判明。このまま現役引退となることが分かった。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地20日に報じたもの。同馬を管理するB.バファート調教師は「どこかにぶつけたのかと思ったが、軟組織にダメージが見つかった。回復に4カ月はかかり、ケンタッキーオークスには間に合わない。復帰できる保証もないため、引退を決めた」と語っている。

 アンクルモー産駒のバストは昨年デビュー2戦目からデルマーデビュタントステークス、シャンデリアステークスとG1を連勝。11月の大一番、G1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズでは3着に敗れたが、12月のスターレットステークスで3度目のG1制覇を果たし、今年1月のG2サンタイネスステークス勝ちが最後のレースとなった。通算成績は6戦4勝(重賞4勝、うちG1は3勝)。