スミス騎手の異議却下、サウジカップでの罰金2300万円が確定
2020年03月28日 11:40
現地2月29日に開催された世界最高賞金レースのサウジカップで鞭の過剰使用による罰金を科されたアメリカのM.スミス騎手が、異議申し立てを却下されたことが分かった。これにより同騎手は自身が手にする賞金の6割に相当する21万ドル(約2300万円)を没収されることが決まった。
これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地27日に伝えたもの。スミス騎手はサウジCでミッドナイトビズーに騎乗して2着に入ったが、レース後に11日間の騎乗停止と賞金60%の没収を課されていた。
なおサウジカップでは1着だったマキシマムセキュリティを管理していたJ.サーヴィス調教師が競走馬に対するドーピング容疑で起訴。これを受けてミッドナイトビズーの陣営がマキシマムセキュリティの勝利無効を主張している。