有名オーナーブリーダーが小規模生産者を支援、所有種牡馬の種付け無料に

2020年04月14日 12:23

 北米で高名なオーナーブリーダーのC.フィプケ氏が、新型コロナウイルスの感染拡大で経済的な苦境に立たされている小規模の生産者を支援するため、自身が所有する種牡馬7頭の種付け料を今年は無料にする意向を明らかにした。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が現地13日に報じたもの。地質学者のフィプケ氏はカナダでのダイヤモンド鉱山発見などで財を成し、長年にわたってオーナーブリーダーとして北米の競馬発展に貢献してきた。

 同氏は2011年の米G1ブリーダーズカップフィリー&メアターフを自家生産のパーフェクトシールで制したほか、ともにG1馬となったフォーエバーアンブライドルドとアンブライドルドフォーエバーの姉妹のオーナーブリーダーとしても知られ、今年のカナダ競馬の殿堂入り候補者にも挙がっている。

 フィプケ氏は「小規模生産者たちは(新型コロナウイルスの感染拡大で)経済的な影響を受けることになる。彼らは競馬業界のバックボーンでもある」などの声明を発表した。

 なお種付け無料となるのは、ビージャージーらアメリカ各地の種牡馬5頭と、カナダで繋養されているデニッシュダイナフォーマーら2頭。