ゴドルフィンが3歳の素質馬を売却、豪州から香港へ移籍

2020年04月15日 12:54

 ゴドルフィンが豪州で所有する3歳馬のチェニアーが香港へ移籍することになり、豪競馬メディア『Racing.com』らが現地14日付けで報じた。

 メダグリアドーロ産駒のチェニアーは昨年3月のデビュー戦を快勝するも、2戦目で2着に敗れると故障が発覚。今年2月のCSヘイズステークスで10か月ぶりの復帰を果たし、アリゲーターブラッドの3着になるなど素質を見せていた。

 チェニアーは香港のC.ファウンズ調教師に預託する馬主が7桁(=100万豪ドル以上)で購買したと報じられている。豪州におけるゴドルフィンの最高経営責任者は「我々は商業的な環境で事業しており、馬に良いオファーがあれば、その現状と将来性を評価するもの」と、納得の取り引きであることを明かしている。

 なお、チェニアーは香港デビュー前に去勢される予定。