フランスの競馬統括機関フランスギャロの首脳陣と政府関係者が、現地21日に新型コロナウイルス問題の対応策を協議。感染拡大状況における競馬の扱いについて、48時間以内の合意を図るとする文書を公表した。

　協議にはフランスギャロのE.ドゥ・ロトシルト会長をはじめ、政府からD.ギヨーム農業・食料大臣やG.ダルマナン公共行動・会計大臣、ドーヴィル市長などが参加。フランスギャロは競馬産業が現在の危機的状況による影響と向き合い、乗り越えるために「前向きで建設的な協議だった」と伝えている。

　ロトシルト会長も協議後にツイッターを更新。「ギヨーム、ダルマナン両大臣と会談し、5月11日に無観客での競馬再開に悲観的ではない」と、政府が発表したロックダウン解除予定日の再開に希望を見せた。