オマハビーチとヴィーノロッソ、シャトル種牡馬として豪州へ

2020年05月15日 12:41

 米スペンドスリフトファーム期待の新種牡馬、オマハビーチ(4歳)とヴィーノロッソ(5歳)がシャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されることが分かった。

 これは同ファームの発表を米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。ウォーフロント産駒のオマハビーチは昨年4月にG1アーカンソーダービーを勝ち、本命視されていたケンタッキーダービーは直前で故障回避の不運に見舞われたものの、復帰後はサンタアニタスプリントチャンピオンシップステークスとマリブステークスの両G1を勝利。G1ブリーダーズカップダートマイルでも2着と好走した。

 通算成績は10戦5勝(重賞4勝、G1は3勝)。半姉に2014年のブリーダーズカップジュベナイルフィリーズを制覇したテイクチャージブランディがいる。

 カーリン産駒のヴィーノロッソは3歳春に重賞勝ちがあるが、本格化したのは4歳になった昨年。5月にゴールドカップアットサンタアニタステークスでG1初制覇を果たすと、ホイットニーステークス3着、ジョッキークラブゴールドカップ招待2着とG1で好走を続け、11月にはG1ブリーダーズカップクラシックを勝利した。通算成績は15戦6勝(重賞3勝、G1は2勝)。