フランクリーダーリン、G2リブルスデールS快勝で次戦は英オークス濃厚

2020年06月17日 13:21

 現地16日、英ロイヤルアスコット開催のG2リブルスデールステークス(3歳牝馬、芝12ハロン)は、1番人気のフランクリーダーリンが2番手追走から残り2ハロンで抜け出すと、後方から追いすがる5番人気エニスタイモンに1馬身3/4差をつけて快勝した。

 フランケル産駒のフランクリーダーリンは重賞初制覇。昨年10月のデビュー戦2着のみで2歳戦を終えると、今月1日にオールウェザーの10ハロン戦で3歳初戦を迎え、5馬身差で初勝利を挙げていた。

 この勝利でロイヤルアスコット開催50勝目となったJ.ゴスデン調教師は「彼女はまだ学習の途上だが、今日はあふれんばかりの才能を披露した。私がオークス(へ向ける)牝馬を持っているとすれば、それは彼女だ」と英オークス参戦を示唆。同馬を勝利に導いたL.デットーリ騎手も「オークスへの準備はできたんじゃないかな。ジョン(ゴスデン師)と(馬主の)オッペンハイマー氏が決めてくれたらうれしいよ」と手応えを隠さなかった。