米ジャイプールS、豪州生まれのオレクサンドラがG1初制覇

2020年06月21日 14:40

 現地20日、米ベルモントパーク競馬場でG1ジャイプールステークス(3歳以上、芝6ハロン)が行われ、1番人気のオレクサンドラが発馬で後手に回り最終コーナーを最後方で通過するも、直線鋭く追い込んで際どく勝利を手にした。

 クビ差の2着に1年1か月ぶりの実戦だったカンタカ(7番人気)、さらに1馬身1/4差の3着には5番人気のテキサスウェッジが入線。昨年のブリーダーズカップターフスプリント5着以来となった2番人気ピュアセンセーションは8頭立ての7着に沈んだ。

 オレクサンドラは豪州生まれのアニマルキングダム産駒で、2017年に豪州でデビュー。3戦未勝利で米国に移籍し、昨年10月のG3フランクリンカウンティステークスで重賞初制覇を飾っていた。今回でG1初勝利(重賞2勝目)としている。