キングジョージは4頭立て、エネイブル対オブライエン勢のG1トリオ

2020年07月24日 12:56

 現地25日に英アスコット競馬場にて行われるG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの出走馬が確定。女王エネイブルにA.オブライエン厩舎のG1馬3頭が挑む構図となった。

 エネイブルは今年初戦だった前走の英G1エクリプスステークスで2着に敗れたが、キングジョージは2017年と19年に勝った相性のいいレース。今年も勝てば、史上初の同レース3勝目となる。

 当初は6頭をエントリーしていたオブライエン勢から出走するのは、ジャパンとアンソニーヴァンダイク、ソヴリンの3頭。ジャパンは昨夏の英インターナショナルステークスなどG1を2勝しているが、凱旋門賞(4着)とエクリプスS(3着)ではエネイブルの後塵を拝している。

 昨年の英ダービー馬アンソニーヴァンダイクは昨年のキングジョージで重馬場に苦しみ10着に大敗。今年は英G1コロネーションカップ2着、前走の英G2ハードウィックステークス5着で、英ダービー以降は勝利から遠ざかっている。

 ソヴリンは昨年のG1愛ダービーでアンソニーヴァンダイクに6馬身差をつける圧勝。以降は長期休養に入り、復帰戦だった今年6月の愛G3ヴィンテージクロップステークスは3着だった。