復帰戦のマキシマムセキュリティ、米G2サンディエゴHはハナ差の辛勝

2020年07月26日 14:51

 B.バファート厩舎に移籍したマキシマムセキュリティが現地25日に米デルマー競馬場のG2サンディエゴハンデキャップ(3歳以上、ダート8.5ハロン)で復帰。1番人気を背負って3番手に控えると、逃げ粘る3番人気ミッドコートとの叩き合いにハナ差で勝利した。

 ゲートを決めたマキシマムセキュリティは先頭で最初のコーナーに入ったが、ミッドコートと2番人気ハイヤーパワーが譲らず前へ出ると、ひるんだように3番手に下がった。それでも早めに巻き返し、第3コーナーからミッドコートを射程圏に入れて最後にねじ伏せた。ハイヤーパワーはさらに6馬身1/4差の3着だった。

 マキシマムセキュリティは昨年12月のG1シガーマイルハンデキャップに続き通算5度目の重賞制覇。その後、2月のサウジカップ(重賞未格付け)で1位入線を果たすもドーピング違反が発覚し、その結果について裁定を待つ身となっているが、ひとまず昨年7月のG1ハスケル招待ステークスから5連勝とした。