仏ダービー5着のポールギヨーム、G2オカール賞を3馬身差で快勝

2020年08月09日 15:24

 仏G2オカール賞(3歳、芝2500m)が現地8日にドーヴィル競馬場で行われ、各3頭に分かれて2列隊形の先頭を内ラチ沿いで率いたポールギヨームが、直線で馬場の二、三分所に持ち出されて後続を3馬身突き放した。

 勝ち馬の背後を追走したケティルが、もう一方の最後方から追い込むパオアルトとの2着争いをハナ差で制し、伊ダービー馬のタスカンゲイズは勝ち馬から7馬身余りの最下位6着に終わった。

 JC.ルジェ調教師が管理するルアーヴル産駒のポールギヨームは重賞初制覇。デビュー3連勝で臨んだ前走の仏ダービーは重賞初挑戦で勝ち馬に4馬身足らずの5着だったが、さらなる距離延長で決め手を発揮した。