モハーザーが脚部不安で電撃引退、今後は種牡馬に転身
2020年08月26日 14:11
今年の英G1サセックスステークスを末脚一閃で制したモハーザーの引退が関係者により発表された。今後は種牡馬に転身する。
モハーザーを所有するハムダン殿下のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は、PAニュースエージェンシーに宛てた声明文に「先週末にかけて、モハーザーがサセックスS直後のように動かなくなっていることに気づいた」「週末に念のためレントゲン検査をしたところ、左後肢の球節に深刻な骨挫傷が見つかった。残念ながら今季絶望となるものであり、結果としてハムダン殿下は種牡馬入りのため引退させる決断を下した」と記している。
同馬を管理してきたM.トレゴニング調教師は「ショックだが馬は傷んでいない。それが何よりだ」「彼は並外れていた。調教に前向きで厩舎では大人しく、いつもベストを尽くす。夢のような管理馬さ」「来年も彼に現役でいてほしかったから残念だが、もはやそれも叶わない」とコメントを寄せている。