バターシュ、フライングファイブSは回避でアベイドロンシャン賞へ
2020年08月28日 10:58
欧州屈指の短距離馬バターシュが、現地9月13日の愛G1フライングファイブステークスを回避し、10月4日の仏G1アベイドロンシャン賞に向かう可能性が高いことが分かった。
C.ヒルズ厩舎のバターシュは今年に入ってからは英G1キングズスタンドステークス、英G2キングジョージステークス、そして英G1ナンソープステークスと無傷の3連勝中。
英競馬メディア『racingpost.com』によると陣営のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏はバターシュの次走はまだ未定としつつも、アベイドロンシャン賞が有力であることを示唆。「(馬主の)ハムダン殿下とはまだ話し合っていないが、カラ(フライングファイブS)で走る可能性は高くない」とコメント。アイルランド遠征した際には主戦を務めるJ.クローリー騎手が自主隔離を余儀なくされることなども考慮しているという。